タイ政府から派遣 観光コーディネーターの紹介
昨年12月に着任
タイ政府から派遣の観光コーディネータービウさんのご紹介
こんにちは。観光課です。
昨年度から観光課では、外国人の観光客に北杜市に訪れていただこうと、本格的にインバウンド強化を進めていて、台湾、ベトナムを中心に、市長トップセールスの他、現地物産展、プロモーションなどを実施してきました。
そんな中、タイのインバウンド促進の取り組みのひとつで、12月から1人のタイ人を観光課に受入れ、一緒に活動しています。名前はアンチャリーポン・パリサウォンさん。ニックネームがビウさんです。
ビウさんは、タイ王国のソンクラーという町の出身。日本が大好きで、何度も日本に旅行に来た経験があります。もしかしたら、私より日本旅行しているのでは、と思ってしまうほど。1年半程東京の日本語学校に通っていた経験もあり、日本語もとても上手です。
ビウさんは今回、タイ外務省国際協力機構(Thailand International Cooperation Agency;TICA)が国際協力スキームのひとつとして実施するボランティア派遣事業「フレンズフロムタイランド(Friends from Thailand)」(FFT)プロジェクトで、なんと国内で初めて1年間の長期間に渡る派遣が決定したのです。
派遣にはJICAの皆さんにもご協力いただきました。
フレンズフロムタイランド(FFT)って?
フレンズフロムタイランド(FFT)は、タイ外務省国際協力機構(TICA)が国際協力スキームのひとつとして実施する、JICA海外協力隊に類したボランティア派遣事業です。2003年に開始され、これまでにアジア・アフリカの発展途上国を中心に、観光、教育、看護、農業の分野で、200名以上のボランティアをタイから派遣しています。
日本では、2022年に3か月の短期派遣を2つの地域(北海道釧路市、熊本県人吉球磨地域)にそれぞれ1名ずつ受け入れましたが、1年間の長期の派遣は国内初です。
12月から活動開始!
着任の数か月前から受入れの準備を進めてきた私たち・・・
12月、成田空港に到着したビウさんと会ったときは、感無量でした。
ビウさんのミッションはずばり、「北杜市へのタイ人観光客を増やすこと」。そのためにSNSを立ち上げ、バンコクにセールスプロモーションに行き、新しいコンテンツを作るなど、12月から約4か月、目まぐるしいスピードで、いろいろな取り組みにチャレンジしています。
その取り組みは、すでにいくつかのメディアにとりあげられています。
日本に来てから、積極的に活動の幅を広げるビウさん。
これからの活動をお楽しみに。